残業時間100時間を考察!損をしない生き方を学ぶこと

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残業100時間と聞くとどう思いますか?

残業時間は残業手当も出るので、あえて残業している人もいますね。でも過度の残業は体への負担も大きく、結果的に仕事を辞める原因になっているケースが多いです。

最近では大手企業の過酷な残業時間についても話題になっているので、残業時間を深刻に考えている人も多いですね。

今回は残業時間でも多いと言われる、残業100時間について説明していきます。

残業時間100時間は違法なのか

残業100時間は違法かといえば、結論としては違法です。労働基準法の36条、通称サブロク協定というものがあり、月間残業時間が45時間を越えることは違法となっています。なので、45時間の2倍以上の100時間は明らかに違法です。

しかし、それが現場でまかり通ってしまっている企業も少なくありません。上司の中には「残業代を支払っているんだからいいだろう」と言う方も言われるかもしれませんが、休日・時間外労働が100時間を越えると産業医の診断を確実に受けられるように定められています。

そして休日・時間外労働が80時間を越えると産業医の診断を申し出ることが出来ます。それほど残業時間が100時間というのは、社会から見て異常事態であるということです。

では違法なのにも関わらず、企業は改善しようとしないのでしょうか。それは、この違法状態に対する罰則は、労働者が労働基準監督署に報告しなくては、監査が入らないからです。しかも、時間外労働時間が100時間であるという証拠が必要となります。

多くの会社の場合、残業時間は記載上45時間で、後は記載していないという場合が往々にしてあります。こうして証拠隠滅をしているわけです。もちろん45時間と記載されているということはそれを越える残業代が支払われていない可能性があります。いわゆるサービス残業状態ということです。

そうすると、事実上違法状態であってもまかり通ってしまいます。残業時間が100時間である人は労働基準監督署に駆け込みましょう。そうすると、名前を伏せた状態で監査を行ってくれる可能性があります。監査が入れば、企業は是正勧告を受け、残業時間を減らさざるを得ません。

残業 未払いはあるのか

あります。みなし残業代という概念があり、給与の中に「50時間の残業代を含める」という条項が既に記載されている場合があり、50時間は残業して下さいね。という条件の上で働いていることになるからです。

それ以上を越える残業代は支給を求めることが出来ます。が、労働基準法36条の休日・時間外労働時間は45時間であり、いかなる場合においてもそれを越えるのは違法です。なので、その法の目をかいくぐるために作られた制度がみなし残業という制度なのです。

労働契約を結ぶ際に給与の中に残業代が含まれているので、45時間を越えても残業してもらう。というのが企業の建前です。労働者側からすれば、企業の条件を飲み込まざるを得ず、違法状態で働かざるを得なくなるというのが、現状です。

また、管理職になると、残業代を支給しなくても良いという条項もあります。これは社会問題にもなった「名ばかり店長」というのがそれにあたります。残業がいくら発生してもあなたは管理職なので、給与の中に含まれています。なので、残業代は支払いません。というのが企業側の言い分です。

しかし、それはおかしな話で、たしかに管理職には残業代を支給しなくても良いという制度があってもそれを悪用し、残業が蔓延している職場に配属するということはあってはなりません。

残業時間100時間と過労について

月の残業時間が100時間ということは終業時間が22時台になっている方がほとんどだと思います。すると心身に異常をきたし始めます。睡眠時間が短くなり、慢性的な疲労感にさいなまれるはずです。そうすると、仕事のパフォーマンスも落ち始め、また労働時間が長くなってしまうという負のスパイラルに突入していきます。

すると、よほどタフな方でない限り、まずは睡眠欲に影響が出ます。不眠状態です。寝付けなくなるので、睡眠時間がさらに減って体力回復が追いつきません。次に食欲。だんだんと食べ物が欲しくなくなります。そうすると栄養不足状態に陥ります。ここまで身体を酷使していれば次は精神に影響が及び始めます。なんとなく気分が落ち込む、無気力状態になる、感情の起伏が激しくなるなど、自分で自分をコントロールできなくなっていきます。

過労状態となれば、精神科を受診しなくてはなりません。もう日常生活に影響が出ているはずです。食欲もなく、寝付きが悪い、寝られないとなると、普通の生活リズムではいられません。

中には向精神薬や睡眠薬を飲みながら働き続けている人もいますが、その生活は異常事態を切り抜けるだましだましな、一時的な対処療法に過ぎず、根本から治療することにはつながりません。しかも精神科から処方される薬には依存性があり、一度使い始めると、抜け出すことは難しいです。それほど月の残業時間が100時間であるということは異常なのです。

残業時間100時間と転職

転職を本格的に考えるべきでしょう。残業時間が100時間というのは異常事態が慢性化している状態です。そのような企業は先行き不透明ですし、安定した雇用先とも言えません。今はインターネットで転職サイトが見られるのでそこにまずは登録してみることから始めましょう。

そして、今より労働時間が短い企業を探しましょう。残業時間をしっかりと管理している企業は数多くあります。今のご自身が働いている会社はブラック企業だと断定し、次の職場を早急に見つけましょう。そうでないと、心身を壊し、将来的にもう働けなくなる状態にまで追い込まれてしまいます。

そうなっては元も子もありません。転職先の離職率も気にすべきでしょう。一般的には離職率の平均は30%と言われていますので、それ以下の企業を選択することです。それだけ長く勤められる環境が揃っているからです。

残業時間100時間まとめ

残業時間100時間は長すぎます。それが繁忙期だけなのであれば、まだ理解出来ますし、適法とされる場合もありますが、慢性的に100時間残業しているとすれば、今いる会社はブラック企業です。適切な人員を配置出来ていませんし、仕事量が多すぎます。

残業時間が100時間であるということは、ご自身に問題があるのではなく、今いる会社に問題があるのです。もし、改善を要求したいのであれば、労働基準監督署に行き、相談しましょう。自分だけではなく、会社として蔓延しているとすれば、違法状態で労働者を働かせていることになるので、是正勧告が出るので、企業はそれに対応せざるを得なくなるからです。

是正勧告にも関わらずまだ適法な状態にならないとするならば、心身のバランスを崩す前に転職しましょう。今の状況よりずっといい環境で働けるチャンスはあります。将来のこともお考えになって、早めの決断をなさることをオススメします。

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