プログラマーは資格よりもスキルの方が重要と言われますが、資格を持っておいた方が転職や独立で有利になります。
もちろんスキルがあれば仕事には困りませんが、就職や転職でのアピールとして資格があると評価されやすくなります。
新卒でプログラマーになる場合でも、プログラミング系の資格があれば採用率はグッと上がります。
また資格があると資格手当が出る企業もあります。
このように資格があると有利になりますが、プログラマーが狙える資格は、国家資格からベンダー系の資格まで様々です。
それぞれの資格には特徴があり、プログラマーが持っていてどんな役に立つのかは、その資格によって変わります。
今回はプログラマーが持っていると就職や転職で有利になる資格を厳選して紹介します。
スポンサードリンク
プログラマーになるのに資格が不要なのは本当

まず、これからプログラマーになろうとする人向けの話になりますが、プログラマーになるために資格は必要ありません。
ITパスポートや基本情報処理技術者など有名な資格はありますが、持っていなくてもプログラマーになることはできます。
その背景として、日本はIT技術者不足が深刻でプログラマーの未経験採用が活発だからです。
現在プログラマーとして働いている人の多くは文系出身者など、プログラミング未経験のプログラマーが実は多いです。
このように資格がなくてもプログラマーになることはできるので、絶対に持っている必要はないのです。
ただプログラマーが資格を取得するのは全く意味がないかと言うと、決してそのようなことはありません。
むしろ資格を取得することで、キャリアアップになったり、転職で給料アップを狙ったりできるのです。
プログラマーが資格を取得するメリット

資格がなくてもプログラマーになれますが、資格を持っていた方が有利になることがあります。
- 資格手当が出る
- 未経験は就職・転職で評価されやすい
- スキルアップにつながる
資格手当が出る
資格を取得する大きな意味となるのが「資格手当」になります。
中小IT企業やベンダー企業など、IT企業では資格手当が出るところもかなり多いです。
一例を伝えると、基本情報処理技術者で毎月5000円、プロジェクトマネージャーで毎月3万円など、馬鹿にできない金額が給料にプラスされます。
プログラマーの給料は他の業界よりも比較的高いですが、資格手当があると給料アップにつながります。
未経験は就職・転職で評価されやすい
実績や経験が評価されるIT業界ですが、未経験の場合、スキルの証明になるのが資格です。
自分で組んだプログラムを見せる方法もありますが、資格があればより評価されるのは間違いありません。
IT業界は人材不足ですが、やはりより優秀な人材が欲しいのも事実です。
そうなると採用基準の一つに資格が設けられます。
全くの未経験であれば、プログラミング系の資格があるだけで採用されることも珍しくありません。
スキルアップにつながる
これは賛否両論がありますが、資格の勉強はプログラミングスキルやIT系の知識に繋がります。
仕事に直接関係しないことも多いですが、知っていることはどこかで役立つ可能性が高いです。
上位の資格は難易度が高いですが、プログラマーからSEにステップアップするのに役立つことも多いです。
勉強時間は必要になりますが、将来のキャリアアップのために資格を勉強しているプログラマーもたくさんいます。
プログラマーの就職・転職に役立つ資格
プログラマーとしてのステップアップや、プログラマーになるために資格を取得することは価値があります。
ではどんな資格がプログラマーにおすすめなのか、就職、転職、キャリアアップなどの視点から説明していきます。
難易度については、全くの初心者に対するものなので、プログラミングやITの知識があればもっと簡単に感じると思います。
基本情報技術者試験
| 就職・転職 | ★★★☆☆ |
| キャリアアップ | ★★★☆☆ |
| 合格難易度 | ★★★☆☆ |
IT系の資格で人気が高く、プログラマーになるために受験する人も多い資格です。
認知度が高い資格で評価されやすいので、未経験からプログラマーになるのに役立ちます。
プログラミングやデータベースなどのIT知識だけでなく、アルゴリズムのテストもあるので全くの未経験には難易度が高いです。
ですが3ヶ月ほどの勉強期間があれば、独学でも合格を狙うことができます。
人気資格なので参考書等も多いので、対策には困らないでしょう。
基本情報処理技術者の勉強法については、基本情報処理技術者を独学で合格する勉強法も参考にして下さい。
Javaプログラミング能力認定試験
| 就職・転職 | ★★★★☆ |
| キャリアアップ | ★★★★☆ |
| 合格難易度 | ★★★★☆ |
プログラミング言語として人気が高いJAVAの資格になります。
JAVAは規模の大きな案件やアプリ開発などで使われることが多く、需要がかなり高いので就職や転職で役立ちます。
試験のレベルは1級(最難関)から3級まであり、1級は実技試験もあり未経験には難易度が高くなります。
就職や転職でアピールするためには、2級以上を持っていると有利になります。
対策は過去問で十分できるので、1ヶ月~3ヶ月位あれば未経験でも合格は十分可能です。
JAVAプログラマーはまだまだ需要が高いので、将来性を考えて取得しておいて損はない資格です。
Java Oracle Certified Java Programmer
| 就職・転職 | ★★★★☆ |
| キャリアアップ | ★★★★☆ |
| 合格難易度 | ★★★★☆ |
こちらはOracle社が行っているJavaの資格試験で、先ほど紹介した「Javaプログラミング能力認定試験」と人気を2分しています。
この資格はBronze、Silver、Goldの3種類あり、Silverを取得していれば就職、転職に役立ちます。
難易度はこちらも高く、Silverは未経験プログラマーには難しく感じるでしょう。
ですが3ヶ月ほどの期間があれば、独学でも合格できているデータがあります。
Javaの開発案件はとても多いので、プログラマーとして働くなら持っていて損はない資格です。
C言語プログラミング能力認定試験
| 就職・転職 | ★★★☆☆ |
| キャリアアップ | ★★★☆☆ |
| 合格難易度 | ★★★☆☆ |
C言語を使ったプログラムを作成する能力を証明する試験です。
未経験であれば2級以上を取得しておくと、プログラマーとしての採用率が高くなります。
C言語も使っているシステムが多く、比較的大きな規模の案件が多くなります。
ただC言語は覚える難易度が高く、全くの初心者にはあまりおすすめできません。
プログラミングを多少でも覚えてからチャレンジしたほうが良い資格になります。
独学でも合格は可能ですが、それなりにプログラミングが理解できてから始めるのがおすすめです。
ORACLE MASTER Bronze
| 就職・転職 | ★★★☆☆ |
| キャリアアップ | ★★★☆☆ |
| 合格難易度 | ★★☆☆☆ |
データベース関連の資格になりますが、プログラマーも絶対に覚えておいた方が良いので紹介しました。
Oracleを使ったシステムはかなり多く、その特徴や仕組みが理解できていればプログラマーとしてスキルアップできます。
データベースエンジニアとしても活躍できる初歩の資格になるので、就職や転職でも未経験であれば評価されます。
難易度はそこまで高くありませんが、100時間くらいの勉強時間が必要と言われています。
PHP技術者認定初級試験
| 就職・転職 | ★★★★☆ |
| キャリアアップ | ★★★☆☆ |
| 合格難易度 | ★★☆☆☆ |
WEB系のプログラミング言語として人気のPHPを扱った資格になります。
PHPの需要は高く、WEB系の制作会社であればPHPが使えれば採用されることもかなり多いです。
プログラミング言語としては未経験者でも覚えやすいので、初めてのプログラミング言語にもおすすめです。
初級は就職・転職の役にはあまり立ちませんので、上級レベルを狙うようにしましょう。
勉強時間はJAVAやC言語に比べて少ないので、比較的取得しやすい資格と言えます。
PHPの勉強については、PHPを独学でマスターする勉強法も参考にして下さい。
Ruby技術者認定試験
| 就職・転職 | ★★★★☆ |
| キャリアアップ | ★★★☆☆ |
| 合格難易度 | ★★☆☆☆ |
RubyもPHP同様にWEB系のプログラミング言語として人気が高いです。
求人数はPHPほどではありませんが、日本発のオブジェクト指向スクリプト言語としてコアな層から人気があります。
この資格はSilverとGoldの2種類あり、Silverは基本的な知識や技能、GoldはRubyによるプログラム設計技術を持つことをそれぞれ認定しています。
資格の難易度はそこまで高くなく、未経験でも1ヶ月ほどで合格できるレベルになります。
IPA情報処理技術者試験
| 就職・転職 | ★★★☆☆ |
| キャリアアップ | ★★★☆☆ |
| 合格難易度 | ★★★☆☆ |
プログラミングの資格というよりは、情報処理全般(つまりIT業界)に対応できる知識があることが証明できる資格です。
未経験のプログラマーであれば、この資格を持っているとIT系の勉強をしていると評価されやすくなります。
国家資格ということもあり、一般企業で評価されやすいので未経験のプログラマーにおすすめの資格です。
問題の難易度もそこまで難しくはなく、マークシート形式なので過去問対策をすれば十分合格できます。
単体で凄く評価される資格ではありませんが、未経験プログラマーなら持っていれば就職や転職に役立ちます。
Android 技術者認定試験制度(ACE)
| 就職・転職 | ★★★☆☆ |
| キャリアアップ | ★★★☆☆ |
| 合格難易度 | ★★★★☆ |
スマートフォン向けアプリの開発がしたいなら、この資格を持っていると採用される確率が上がります。
スマホアプリのプログラマーは需要が高く、将来的にもどこでも活躍できる人材になる期待値が高いです。
難易度はAndoroid開発の癖が少し厄介なので、未経験者にはハードルは高いと感じられる資格になります。
同時にiOSの開発ができれば尚良いのですが、これだけでも就職や転職に役立つ資格と言えます。
応用情報処理技術者
| 就職・転職 | ★★★★★ |
| キャリアアップ | ★★★★★ |
| 合格難易度 | ★★★★★ |
先ほど紹介した基本情報処理技術者の上の資格で、難易度はかなり難しいです。
難易度が高いだけに評価も高く、持っていれば多くの企業で採用されるでしょう。
プログラミングスキルと直接関係しないことも多いですが、チャレンジしておく価値は高い資格です。
プログラマーとしてスキルアップやキャリアアップに繋がるので、将来的に取得することも考えて良い資格です。
全くの未経験者の場合、3ヶ月~半年以上は必要になります。
資格だけでは実務レベルのスキルは身に着かない
プログラマーの資格を持っていると、就職や転職で有利になるのは間違いありません。
ですが資格で勉強したことと実務レベルのプログラミングは別もので、その違いに驚く初心者プログラマーも多いです。
プログラマーとして働くことを考えているのであれば、資格と並行してプログラミングの勉強も行うことをおすすめします。
PHPであれば、自分でサーバを借りて独学で勉強することができます。
レンタルサーバーなら、PHPがすぐに動く環境が準備されているのでプログラミングに集中できます。
JAVAやC言語などの個人の独学では難しいプログラミングの勉強であれば、プログラミングスクールの利用も検討してみて下さい。
昔はプログラミングスクールの質が低くをお勧めできなかったのですが、今はカリキュラムの質が上がり実務レベルに近いプログラミングを学習することができます。
こちらで紹介したプログラミングスクールであれば、40代の初心者でもプログラマーになることができるほどの内容です。
独学で勉強するのも良いですが、基礎が理解できればプログラミングスキルを一気に伸ばすことができます。
資格だけではプログラマーとしては限界があるので、実務レベルの勉強も同時に行うと就職・転職後に即戦力として活躍できます。
プログラマーの資格で評価を上げる一方で、スキルも同時に磨いておくと会社での評価が上がりますよ。



コメントを残す